まだまだ寒い日が続きますが、立春を過ぎ、暦の上では春が始まりました。
もう春がくるんだなとわくわくする一方で、なんだか落ち着かなくてそわそわする……という時もあって。春って少し、不思議な季節だなと感じます。
今回のジャーナルは、そんな春のゆらぎと、それを和らげるHAA時間のお話です。
わくわく、そわそわ。春に心身がゆらぐ理由は?
「1月往ぬる、2月逃げる、3月去る」という言葉があります。
1月は行き、2月は逃げ、3月は去っていく。
毎日があっという間に過ぎていき、いつも以上にせわしなく過ごすからこそ、焦りや不安を感じやすくなるのかもしれません。
加えて、三寒四温や花粉シーズン到来などで身体も無理をしがち。
つまり、春に心身がゆらぐのは、とても自然なことなのです。
そんな中でも健やかに生きていくためには、今の自分の状態を見つめ、心地よいペースを刻み直す時間が、いつも以上に必要です。
「日々」エッセイ著者に聞いた、とっておきのHAA時間
そこで今回は、ことばに包まれた入浴剤「HAA for bath 日々」シリーズのエッセイ著者の皆さんに聞いたHAA時間をご紹介します。
Q.あなたのHAA時間を教えてください
▶自然と繋がる「のびのび深呼吸」
・自然の中にいて、景色を見て歩いている時。ただただ緑や光が美しく輝いているのを見ていると、日々の考え事をすっかり忘れられます。
・季節の花々やうつろい、山の色合いも変わります。今日も美しい時間だったなと思えることが深呼吸できる瞬間です。
▶お風呂の中で「ほどける深呼吸」
・お風呂に浸かっている時間はやっぱり特別で、どんな時間よりも心がほどけます。
・まさにお風呂に入っている時。豊かな時間ですよね。暖かいお湯の中に入っていると祝福された気持ちになります。
・お風呂で読書。365日ほぼ毎日湯船に浸かりながら本を読んでいます。
▶無心になる「余白の深呼吸」
・ただ無心で自然の中を歩く時間
・無心になって猫を撫でる時間
・朝、川に足をひたしながらぼーっとする時間
▶寝る前の「まどろみの深呼吸」
・寝る前に、今日のよかったことを3つ思い出すとき
・ベッドに入ったあと。日中は悩んだり自分を疑ったりしていることも多いですが、本当は別になんでも良いんだなと、そういえばそうだったと、まどろみの中で思います
▶忙しい合間の「ルーティン深呼吸」
・父と子が保育園へ行った後、ふと一人になりコーヒーを淹れつつ家事をする時間
・朝、珈琲を淹れてゆっくり飲む時間
・1日の終わり、空っぽになった身体でビールを飲む瞬間
日々の習慣になっていることも、「これ、わたしの深呼吸かも」と実感を持てると、呼吸はより深まり、自分の余白をつくることに繋がります。
みなさんも、自分にぴったりのHAA時間を探してみてくださいね。
深呼吸をお守りに、朗らかに春を待つ
いつの日も、健やかに過ごしたい。
そう願うとき、深呼吸は皆さんのお守りになります。
これをすると、気持ちが良いな。
こうすると、自分のリズムが整う気がする。
そんな自分だけのHAA時間を大切にしながら、朗らかな春へとゆっくり歩いていきましょう。