製品ができるまで
江戸時代から続く、
湯の花づくり。
「HAA for bath」は原料と製法に大きな特長があり、原料がつくられるところから入浴剤が出来上がるまで、約3ヶ月かかります。
原料としているのは、別府温泉で350年ほど前から作られている湯の花。別府の山で採れた青粘土でのみ反応する、温泉の結晶です。湯の花は自然にできるものではなくとても繊細で、夏場で40日以上、冬場では60日~70日の時間をかけて、職人が大切に育て上げ、作られます。
採取した湯の花から不純物を取り除くために、別府の温泉水を混ぜ、約1ヶ月置いておきます。ゆっくりゆっくり時間をかけながら、琥珀色の湯の花エキスを精製・抽出します。
精製された湯の花エキスは、このままだと強酸性で肌への刺激が強いため、有効成分であるセスキ炭酸ナトリウムやホウ酸などを混ぜ、一昼夜熟成させます。
そうすることで強酸性から弱アルカリ性に変化し、生後3ヶ月以上の赤ちゃんでも入れるほど柔らかな湯質の入浴剤が出来上がります。
このように「HAA for bath」は、原料である天然の湯の花を作りはじめてから、入浴剤になるまでの約3ヶ月かけて、職人の手仕事と研究の結晶により作られる、とても希少な入浴剤なのです。
貴重な成分「青粘土(モンモリロナイト)」
湯の花づくりにかかせないのが、この青粘土(モンモリロナイト)。湯の花小屋に青粘土を敷き詰め、土壌をつくります。青粘土は別府地方特産のごく粒子の細かい粘土で、鉄やアルミニウムなど鉱物質を豊富に含んだ、非常に特殊な成分です。