梅雨から初夏にかけて、ぐんぐん高まる湿気と暑さ。
季節の変わり目には、体調を崩しやすい方も多いのではないでしょうか。
こんな時こそ大切にしたいのが、深呼吸です。
今回のジャーナルでは「深呼吸×夏の養生」をテーマに、日常に深呼吸を取り入れるためのおすすめの方法を3つご紹介します。
ご自身の状態を観察し、健やかに夏を乗り切るためのきっかけになれば嬉しいです。
1.心に栄養を蓄えたいときは、読書で「は〜」
暑い日が続くと、外出するのが億劫になりますよね。そんな時は、ゆっくり読書で呼吸を深めるのはいかがでしょうか。
今回ご紹介するのは、「深呼吸したいな」と思った時におすすめの1冊です。
「深呼吸の必要」 長田弘 著/角川春樹事務所
著者は、詩人の長田弘さん。収録された散文詩33篇には、幼い頃の記憶や原風景、日常に宿るきらめき、心の機微、読者に問いかけるような自問自答などが丁寧な言葉で綴られ、読む人の呼吸を深くいざなってくれます。
自宅にいるときはもちろん、カバンの中に入れて持ち歩いたり、ちょっとした空き時間に眺めたり。心地よい言葉のリズムと世界観が、深い呼吸を運んでくれます。
2.身体の状態を知りたい時は、香りで「は~」
心地よい香りは、自然と呼吸を深めてくれます。お香やアロマオイルなど自宅で楽しめるものや、コロンやミストなど外出先でも使えるものなど、タイプはさまざま。
香りの種類も多岐にわたりますが、興味深いのは、たとえ同じ人でもその時の心身の状態によって、選ぶ香りが異なることです。
睡眠不足の時には、ラベンダーなど安眠に繋がる香りを選んだり、リフレッシュしたい時にはペパーミントなど爽快感のある香りを選んだり。
直感的に選んだ香りによって、身体が本当に求めているものが分かる。自分の状態を知るバロメーターとして、香りの力を借りるのもひとつの方法です。
3.心と身体の両方を労わりたいなら、お風呂で「は〜」
最後にご紹介するのは、やはり入浴です。
入浴は、疲労回復、快眠、リラックスなどに効果的だと言われていますが、入浴で得られるのは身体的効果だけなのでしょうか。答えは、Noです。
お風呂に浸かって、ついつい漏れ出る「は~」のひと呼吸。頭が空っぽになり、ほっとする瞬間です。身体は疲れていなくても、心が解き放たれるこの感覚を求めて、毎日湯船に浸かる方も多いのではないでしょうか。
仕事、家庭、人間関係など、今抱えているものを一度手放し、頭を空っぽにする。このような心へのアプローチも、入浴の大きな魅力です。
入浴で心身ともにリラックスするために、さまざまな工夫を詰め込んだのが、HAA for bathシリーズです。
たとえば、HAA for bath (10個入り)に同封されたこのカード。relaxed, happy, gloomyなど、あなたの今の状態について問いかける言葉が書かれています。
状態を選んだら、同じ色の包み紙の入浴剤を手に取って、開けてみてください。包み紙の裏には「日々」をテーマにした文章が綴られていて、それを読むことでより呼吸が深まります。
ギフトでのご利用が多いですが、ご自身へご褒美・ケアとしてもおすすめです。深呼吸のあるバスタイムをぜひ体感してみてください。
今年の夏は、深呼吸で心身ともに健やかに
季節が変わるスピードに追いつこうとする時、人は無理をしがちです。だからこそ、いつも以上に心と身体の声に耳を傾け、自分を見つめる時間が必要なのかもしれません。
1年の折り返し地点。季節も大きく変化するこのタイミングで、夏の養生法として深呼吸を取り入れてみてください。