新年度がスタートして約2週間が過ぎました。
毎日わくわくしている人。
不安や緊張が拭えない人。
皆さん、さまざまな感情と向き合いながら、日々過ごしていることと思います。
外で頑張る分だけ、大切にしたいのは「いつもの自分」に立ち戻る時間。
深呼吸して心を整える時間です。
前回のジャーナルでは「HAA for bathをつかった深呼吸習慣のつくり方」をご紹介しました。
今回はより手軽に、日常のふとした瞬間にスポットを当てます。
定番のMYルーティンはありますか?
皆さんは、暮らしの中で定番になっている「ルーティン」はありますか?
元メジャーリーガーのイチロー選手が、ホームゲームの時には毎朝カレーを食べていたというお話は有名ですよね。
彼はとあるインタビューで「同じものを毎日食べ続けていると、わずかな違いに気付くようになる。同じメニューなのに味が違う、作っている人が違うのかなって。小さい違いに気付ける感覚を持ってほしい。(野球を)うまくなろうと思ったら、それはすごく大事」と話しています。
これは、暮らしにおいても同じことが言えるのではないでしょうか。
忙しい日常の中で、ちょっとした変化や違和感に気づけると
深呼吸すべきタイミングが分かってきます。
特に、年度始めで変化が多い今の季節は、尚更意識したいところですよね。
では、具体的にどのようにしたらいいのでしょう。
少し例を挙げて考えてみましょう。
「いつも」に「違和感」を感じる時って?
例えば私には、毎日欠かさないルーティンが5つあります。
1.朝、植物に水をやる
2.伸びをする
3.始業前に珈琲を飲む
4.夜はお風呂に浸かる
5.日付が変わる前に寝る
そのなかで、たまに「今日はいつもと違うな」と感じるときがあります。
伸びをした時にひっかかる部分がある。
いつもの珈琲が重たく感じる。
布団に入ったものの、なかなか眠れない。
そんな違和感は、疲れのサイン。
いつもより多く深呼吸するように意識したり、休み時間を増やしてみたら
「最近無理してたかも」「ちょっとペースをゆるめよう」とチューニングしやすくなりました。
暮らしに深呼吸を取り入れたいけれど、どうすればいいの?
そんな風に感じている方は、まずは自分の「いつも」の習慣を見つめ、「違和感」を感じたときに呼吸を深めることから始めてみてはいかがでしょうか。
暮らしの土台は、いつだって自分の中に
新年度は、よーいドンの一斉スタート。
だからこそ、「頑張らなくちゃ」「誰よりも速く、もっと遠くへ」と思いがちです。
でも、自分のペースから大きく外れると、途中で息切れしてしまうもの。
頑張った分、家では素顔に戻って
自分らしくいられる「いつもの」時間を大切にしてほしい。
そうしてエネルギーが満ちたとき
また一歩が踏み出せるのだと思います。
うららかな春の陽気を味方につけて
ゆっくり自分のペースで歩いていけますように。