立冬を過ぎ、暦の上では冬が始まりました。
朝の冷え込みがきびしくなるこの季節、ベッドから出るのも億劫に……。そんな冬の朝こそ気持ちよくスタートを切れたら、1日中清々しい気分で過ごせそうですよね。
そこで今回のジャーナルでは、深呼吸を取り入れた<HAA的>モーニングルーティンをご紹介します。
気持ちを自然と上向きにしつつ
幸せな気分を運んでくれる、深呼吸。
1日の始まりである“朝”こそ、深呼吸からスタートしてみませんか?
朝のはじまりは、深呼吸から
朝起きて窓を開け、部屋の空気を入れ替える。
そのときに、"深呼吸する"というワンステップを加えてみてください。
「それだけ?」と思う方もいるかもしれませんが、分かっていてもなかなかできないのが現実です。
人は寝ている間、副交感神経(=休養・回復モード)が優位になっています。
朝起きて陽の光を浴び、深呼吸(特に腹式呼吸)をすることで、交感神経(=活動モード)をスムーズに優位にさせることができます。
そうすると、内臓機能が活性化され代謝が上がり、自然と心身のスイッチがONの状態に。
自分の内側から心地よい目覚めを感じることができますよ。
軽い運動で、凝り固まった身体をほぐす
朝の支度をはじめる前に、少し身体を動かすのもおすすめです。
ベッドや布団の上で、こわばりを感じる部分を軽くストレッチしたり、少し身体をひねってみたり。
もう少し動きたいという方におすすめなのが「ラジオ体操」。たった3分間でさまざまな動きを伴った運動ができるので、効率的に身体をほぐすことができますよ。
他にも、ヨガの太陽礼拝(12のポーズからなる連続したヨガのフロー)など、決まったフローを覚えてしまえば簡単にできる運動も続けやすいです。胸を開き、呼吸を深めるポーズも多いため、深呼吸を取り入れるにはぴったりです。
どんな運動であっても、“呼吸を止めないこと”がとても大切。身体中に酸素が巡らせ、すっきりした1日のスタートに繋げていきましょう。
身体を温める
冬の朝は冷え込みも厳しいですよね。
そんな季節だからこそ、朝のルーティンに加えたいのが、身体を温める習慣です。
◆白湯を飲む
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。そのため、起床時には同じくらいの水分補給が必要です。
白湯は一般的に、沸騰したお湯を50度程度まで冷ましたものです。少しずつゆっくり飲むことでじんわり体温が温まり、冷え性改善や代謝アップ、免疫力向上や腸内環境改善などに繋がります。
◆ホットタオル、足浴、手浴
外側から身体を温めるアプローチをするのもおすすめです。
洗顔前、ホットタオルで顔や首元を温めると、眠気もとれてスッキリした気分に。
時間がある時は、手浴や足浴もおすすめです。
たらいや洗面器に湯を張り手足を温めることで、温まった血液が全身を巡り、ぽかぽかしてくるのを実感できるでしょう。
更に、温泉の湯の花が入ったHAA for bathの入浴剤を使えば、冷え性やしもやけ・ひび・あかぎれなど、冬のお悩みに対する嬉しい効果も感じることができます。詳しいやり方はこちらをご覧ください。ぜひ日々の温活に活用してみてくださいね。
香りの力で、更に呼吸を深める
呼吸を深めるために、香りの力を借りるのもおすすめです。
お香やアロマオイル、パロサントなど、気分にあわせてお気に入りの香りを取り入れてみてください。(香りの効能については、こちらのジャーナルでもご紹介しています。)
香りが深呼吸のスイッチになると、毎日のなかで呼吸を深めるタイミングが自然と増えていき、幸せホルモンといわれる「セロトニン」の分泌を促しやすくなります。結果として、ストレス軽減や自律神経の安定にも繋がります。深呼吸はつくづく、奥が深いですね。
深呼吸で、1日を気持ちよく始めよう
幸せに満ちた日もあれば、憂鬱な日もある。
毎日いろいろなことがあるけれど
必ずやってくる、朝。
昨日までの色々は、吐く息に乗せて手放して。
新鮮な空気をたっぷり吸い込んだら、新しい1日が始まります。
毎朝の日課に、深呼吸を取り入れてみる。
それがみなさんの心と身体にどのような変化をもたらすのか、ぜひ明日の朝から試してみてください。
\みなさんの深呼吸ルーティンも教えてください/
HAAでは、みなさんの日常にある深呼吸ルーティンを募集中です。
インスタグラムで【#HAAルーティン】をつけて、おすすめのルーティンを教えてください。