この連載では、個性豊かなHAAメンバーの日常にスポットをあて、それぞれの「深呼吸のある暮らし」をご紹介していきます。
年齢・性別・住む場所・ライフスタイルもバラバラなHAAメンバーですが、共通しているのは“深呼吸のある暮らしをしたい”という想い。
第3回目は、HAAの事業開発・データ戦略の責任者である石川の暮らしです。
プロフィール
ある日のスケジュール
HAA発祥の地である別府・鉄輪(かんなわ)に暮らす石川。もともとは東京のスタートアップ企業で忙しく働いていました。そんななか、コロナ禍で仕事がフルリモートに。これをきっかけに、フルタイムのサラリーマンをしながら、アドレスホッパーとして全国を巡る生活を始めます。
(※アドレスホッパー・・・定住する特定の家を持たずにさまざまな場所を転々としながら暮らす人のこと)
日本一周の旅を経て、最後に辿り着いた別府の街。
「この街で暮らしたい」、たった数日でそう思わせるほど、この街は魅力的でした。
こうして始まった別府生活のなかでHAA代表の池田と出会い、転職を決意。現在は事業開発やデータ戦略の責任者として、会社の屋台骨を支えています。
暮らしのなかの深呼吸
CHECK①▶仕事前・仕事終わりに温泉で「は~」
仕事前と仕事おわりには必ず温泉に浸かるという石川。温泉地ならではのこの習慣は、今や石川の日常になりつつあります。先日のジャーナルでご紹介した「すじ湯」をはじめ、その日の気分や体調に合わせ、近隣の共同浴場に足を運ぶのだとか。
「温泉に浸かっている時間は本当に呼吸が深まりますね。風呂上りに、自宅の縁側でよく瞑想もしています。温泉に入ったあとは心も身体もほぐれているので、自然と瞑想しやすい状態に整っている気がしています」
CHECK②▶日々を豊かにする、音楽の存在
音楽に触れる時間も、とても大切にしているHAA時間なのだとか。ベースやピアノ、アコースティックギターなど、平日の仕事おわりや休日に練習したり、作曲したり……。忙しいなかでも、好きなことに打ち込む時間をうまく取り入れているようです。
「幼少期はピアノ、中学高校時代は吹奏楽に打ち込み、大学ではアカペラサークルに所属していました。1年ほど前にベースを買い、よく練習しています。わたしにとって音楽はとても身近な存在なのですが、別府はミュージシャンをはじめとするアーティストにもやさしい街だなと思っていて、そこも気に入ったポイントのひとつです。大好きな温泉もあって、音楽もあって、人も優しい。そんな街はここしかないと思いました」
日本一周して掴んだ、好きな街での暮らし
別府に惚れ込み、ここでの生活を始めて約半年。今では、毎日の温泉も、深呼吸のある暮らしも、すっかり自身のものにしている様子の石川に、改めて別府の魅力を聞きました。
「温泉が日常のものとして根付いているところが好きです。日常に溶け込んでいるというか、なくてはならない存在なんですよね。加えて、人がとても優しいんですよ。別府にきたばかりの頃、共同浴場でよく地元のおじいちゃんに話しかけられたんです。そうした温かい交流が温泉で行われることは、全国を巡ってきたなかで他にありませんでした」
「景色も魅力的です。高台から海が見えて、振り返れば山がある。街のそこかしこから湯けむりが立ちのぼる風景が好きで、ずっと眺めてしまうくらい美しいです」
「わたし自身がここで感じている深呼吸の大切さを、HAAのプロダクトやサービスを通して、世界中の皆さんに届けていきたいです」
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今回は、HAAメンバー石川の「暮らしのなかの深呼吸」をご紹介しました。
住む場所は、生活にダイレクトに影響を与えます。なかでも鉄輪温泉エリアは、街じゅうの共同浴場から、「は~」という声が漏れ聞こえる、まさに深呼吸の街。何度も訪れたくなる、そして住んでみたくなるような素敵な場所です。
皆さんの暮らす街はどんなところですか?きっとそこにも素敵な風景が広がっているのだと思います。
お近くのHAAスポットを見つけたら、ぜひ深呼吸してみてくださいね。
それでは、次回もお楽しみに。