7月がはじまり、早くも1年の折り返しとなりました。
海開きに山開き、お祭りや行事が多い7月は、いわゆる「ハレ」の日が多い月でもあります。
非日常を表す「ハレ」に対して、日常そのものを表す「ケ」。
それらが混ざり合い、私たちの日々は作られています。
さて、今回のジャーナルでは、入浴剤“HAA for bath 日々”に添えられた様々な「日々」についてご紹介します。
“HAA for bath 日々”に添えられた文章とは
“HAA for bath 日々”のパッケージには、それぞれの小袋に巻き付けるように、
誰かの日々にまつわる文章が添えられています。
「あなたの日々を教えてください」
このお声がけに対して、沢山の方が文章をお寄せくださいました。
その中から、10の日々をパッケージに添え、お届けしています。
ギフトとして送られることが多い“HAA for bath 日々”ですが、「どんな文章が書かれているんだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、10の日々のタイトルと、その中からとあるご夫婦の日々をご紹介します。
ギフト選びの際の参考にしていただければ幸いです。
十人十色の日々、タイトル一覧
<“HAA for bath 日々”に添えられた10の日々>
『街中、目と目が合えば』
『ムキムキのフランスゴムの木』
『もらいすぎから、はじまる』
『自分ばっか見てんな、隣人を見ろ』
『犬の二度見』
『ばあちゃんの人生』
『見上げてみたら』
『泣くときはひとりお風呂で』
『空気のいい日に』
『生活の切れ端』
とあるご夫婦の日々をご紹介
『空気のいい日に』
レースのカーテンが風に揺れるさまに、気づけば見とれている。
これまでも何度も見ているはずなのに不思議と飽きない。
見ようとして見ているわけではなく、「気づいたら見てしまっている」のだから、飽きるとかそういうものでもないのかもしれない。
大きな布を使った自身のアート作品を指して、風と光の可視化だと表現されたアーティストがいたが、カーテンもまさに、風とともに光のゆらめきをつくり出してくれている。
家の床が水面のようにきらきらと光り、その不規則な変容がなんとも心地いい。
~中略~
妻が僕の部屋を覗き「川に行こうよ」と声を掛けてくる。
なぜなら今日は気持ちがいいから、とのこと。
カーテンに見とれてしまう日は空気のいい日が多いのだけれど、共に暮らす人も同じ心地よさを感じ取っているのだと思うと嬉しい。
服を着替えて川へと向かう。暑すぎも寒すぎもなく、風がほどよく吹いていて、街の匂いがいい。こんな日は川へ行くべきだ。
「今日は川だわ」と言うと「そうでしょう」と返ってくる。
川沿いのベンチに座り、テイクアウトしたオニポテを食べる。川面は家の床のようにきらめいている。
僕はカメラを取り出し、写真が嫌いな妻を撮った。
誰かの日々に思いを馳せるHAA時間
嬉しい時や、落ち込んだ時、優しく寄り添うのは、誰かの何気ない日常の断片なのかもしれません。
お世話になった方に感謝を込めて。
出産やご結婚のお祝いに。
新たな門出の激励に。
様々な気持ちを贈るギフトとしてはもちろん、毎日頑張っているご自分自身へ、労わりの気持ちを贈るのもおすすめです。
HAAサイト内では、パッケージには載りきらなかった様々な日々を公開しています。
是非あわせてチェックしてみてくださいね。
商品のご購入はこちらのページをご覧ください。