11/1のオンライン販売が目前となった、新商品「HAA for bath 日々(5個入り)」。
オンライン販売に先駆けて、9/27より蔦屋書店さまの一部店舗にて、先行販売を行っています。(実施店舗はこちらからご確認ください)
先行販売会場である蔦屋書店では、「日々」を綴っていただいた15人の表現者のみなさんに、それぞれのテーマに合わせた本を選んでいただき、商品と共に展示しています。
そこで今回は、ジャーナルでも素敵な選書をご紹介します。
連日ご紹介している「あたらしい風」「空を見上げた日のこと」に続き、今回は「ささやかな愛」に寄せられた選書をご紹介します。
「ささやかな愛」をテーマに選んだ5冊
誕生日や結婚のお祝い、何気ないプレゼントなど、日常の中にあるさまざまな愛をイメージしてつくりました。
包み紙は、あたたかみのある暖色を基調としたデザイン。「日々」の文字は消し銀の箔押しで、キラキラが胸の中にいつもあるイメージです。
ひとつひとつの包み紙に綴られた「日々」。寄稿していただいた表現者の皆さまの選書を、コメントと共にご紹介します。
生湯葉シホさんが選ぶ、「ぞうのマメパオ」
Profile
生湯葉シホ。ライター、エッセイスト。Webメディアや雑誌を中心に、エッセイやインタビュー記事の執筆をおこなう。2022年、『別冊文藝春秋』に初めての小説「わたしです、聞こえています」掲載。『大手小町』にて隔週でエッセイを連載中。
Comment
マメパオを追っかけていたジュンちゃんがあっという間にマメパオを追い越し、ふり返るシーンでじわっと泣きそうになってしまう。おにぎりとフランクフルトの朝ごはん、グミのおばあちゃん、たまごマフラー、全部がたまらなくやさしい。老後はこの絵本を近所の子どもにプレゼントしまくって、「マメパオおばあちゃん」として名をとどろかせたい。
石崎嵩人さんが選ぶ、「兎の眼」
Profile
石崎嵩人。Backpackers' Japan取締役CBO。2010年2月にその他創業メンバーと共にBackpackers’ Japanを設立。CBOとしてコーポレートアイデンティティ設計やブランド構築、事業ごとのクリエイティブディレクションを行う。個人の活動として、出版サークル「麓(ふもと)出版」、ラジオ「ただいま発酵中」等。
Comment
友人、家族、仕事仲間、恋人など、当たり前にある関係を、当たり前と思わずに大事にしようとするときの心の動きが「ささやかな愛」だと、僕は思います。高度経済成長期の阪神工業地帯を舞台に、新人女性教師と人々との交感を描く本作は、児童文学でありながら大人を感動させる一冊。きっと、近くの人に優しくなれるはずです。
木本梨絵さんが選ぶ、「新種の老人 とーやまの思考と暮らし」
Profile
木本梨絵。1992年生まれ。株式会社HARKEN代表。武蔵野美術大学非常勤講師。日本の里山に眠る可食植物の研究をする「日本草木研究所」共同代表。自然環境における不動産開発「DAICHI」を運営。自らも事業を営みながら、さまざまな業態開発やイベント、ブランドの企画、アートディレクションを行う。
Comment
私の知る中で最もチャーミングな男の、可笑しくも愛しい視点で切りとられた何気ない日々の記録集。ウィットとかユーモアとかいう言葉が彼以上に似合う人を私は知らない。これは、そんな彼が25年ものあいだ書き溜めた、決して役には立たないけれど、読み手の中で無駄に絡まっていた何らかを、するんと解いてくれる本。
トミオカクミコさんが選ぶ、「あなたのための短歌集」
Profile
トミオカクミコ。岡山県生まれ。誕生日は猫の日。大学でまちづくりやコミュニティを学ぶ。本屋店番、銭湯番台などを経て、4月から地元の瀬戸内海の美しい宿で住み込みで働きつつ、インタビューやライティングを続けている。散歩、ラジオ、チョコミントアイスが好き。
Comment
中学校の授業で短歌に触れて以来、色んな歌が私の人生に寄り添ってくれました。多分その時の自分を重ねて読んでいるから。この本もそうで、私は教師じゃないのに、犬を飼ったことはないのに、失恋してないのに…なぜか全て共感できてしまうのです。そして勝手に救われている。枕元に置いて、ふとした時に開くのがおすすめです。
あかしゆかさんが選ぶ、「三拍子の娘①②」
Profile
あかしゆか。1992年生まれ、京都出身。フリーランスの編集者・ライターとして活動をしている。2020年から東京と岡山の2拠点生活をはじめ、2021年4月、瀬戸内海にて本屋「aru」をオープン。
Comment
母親が亡くなったあと、父親が旅へ出てしまい残された3人娘の日常。なんてことのない日々の中に生まれる、喜怒哀楽の感情たち。彼女たちがそれぞれの姉妹に対して、また日常に対して向ける愛の眼差しに、心がじんわりとあたたかくなる。
読書の秋、お手元の1冊に
「愛」にまつわる選書は、読むと心が温まり、身の回りにある大切な人や物事を改めて愛しく思える本でした。
愛について考えた時、頭に浮かんだ人がいたら、是非その気持ちを伝えてみてください。そして、そんなシチュエーションにHAAも寄り添うことができたら、とても幸せに思います。
3回にわたってご紹介した選書の中で、気になる本はありましたか?
先行販売を行っている蔦屋書店の店舗では、新商品HAA for bath 日々(5個入り)はもちろん、一緒に展示している本もご購入いただけます。お近くの方は、是非足をお運びください。
また、11/1に迫ったHAA for bath 日々(5個入り)のオンライン発売も、どうぞお楽しみに。