様々なHAA時間をご紹介するコラム、今回のテーマは「香り」です。
香りのアイテムは日常に取り入れやすく、こころと身体をゆるめるお手伝いをしてくれる強い味方。それは時にお守りのような存在となり、私たちの日常に寄り添ってくれます。
リフレッシュ、リラックス、開放、集中。今欲しい香りはどれ?
みなさんは、日常生活で香りを取り入れていますか?
寝る前、枕にシュッと吹きかけるピローミストの優しい香り。
雨の日、厚い雲が心まで覆うようなどんよりした気分を一掃してくれるミントの香り。
リモートワークを捗らせてくれる、スッキリ凛としたお香の香り。
想像するだけで気持ちよくなる香りばかりですが、それぞれ特徴や効能は様々。
今回は、HAA編集部が厳選した3つの香りアイテムをご紹介します。
今の気分や、なりたい自分のイメージに合わせて選ぶのも良し。
頭を空っぽにして、自分の直感に従って選ぶのも良しです。
皆さんは、どんな香りを選びますか?
凛とした和の香り“お香”
お香は、伽羅(きゃら)・沈香(じんこう)・白檀(びゃくだん)をはじめ、香木(心地よい芳香を持つ樹木)を原料としています。お香を炊くと、スモーキーな香りと共にゆらゆらと煙が立ちのぼります。心を落ち着かせたい時や集中したい時にぴったりの、凛とした和の香りが特徴です。
お香の香りを取り入れることで落ち着きを取り戻し、ストレスを和らげる効果もあるのだとか。
私がいつもお香を炊きたくなるのは、雨の日や蒸し暑い夏の日。
鬱々とした気分をすっきりなだめ、リラックスさせてくれますよ。
幅広い香りと効能“アロマオイル”
植物の香り成分を抽出した精油を使い、幅広い香りと効能をもつアロマオイル。
ラベンダーやローズなど、気持ちをリラックスさせてくれるフローラル系の香り。
レモンやオレンジなど、リフレッシュ効果が高い爽やかな柑橘系の香り。
ティーツリーやミントなど、気持ちをスッキリさせてくれるハーブ系の香り。
ジャスミンやイランイランなど、ストレスを和らげるエキゾチックな香り。
好みの香りは、その日の直感で選ぶのがオススメ。直観は、面白いほど正直です。自分がその時一番必要とする香りに、自然と導いてくれるでしょう。
ディフューザーで炊くのはもちろん、キャリアオイルで希釈してアロママッサージをすると、こころも身体もほぐれますよ。
聖なる木“パロサント”
最近話題のパロサントは、スペイン語で「聖なる木」を表す香木です。
スティック状のパロサントは、置いておくだけでもほのかに香り、インテリアとしても可愛く馴染む優れもの。
火をつけることで煙と共に香りが立ちのぼります。ウッディーな中にほのかにレモンやミントの香りも感じられ、まるで森林浴をしているような気分になれます。
実は古くからシャーマン達が儀式の際に場を清めるために使用しているのだとか。最近では日本でも一般に普及し、インテリアや香りアイテムのひとつとして注目されています。
パロサントから作ったお香やアロマオイルもあるので、使いやすいと思うものを手に取ってみてくださいね。
季節の変わり目こそ、こころと身体をいたわって
じめじめした湿気が肌にまとわりつく梅雨。
深呼吸をするのも忘れてしまうほど暑い日本の夏。
季節の変わり目に対応しようと頑張る心と身体をいたわることができるのは、他でもなく自分自身です。そんな時こそ、香りの力を借りてみませんか?
ジャーナルでは、他にも様々なHAA時間をご紹介しています。皆さんの日常に深呼吸を取り入れる参考にしてみてくださいね。